お葬式や心の相談は他宗教の宗教者もしていることで、寺院経営や文化財管理は在家者でもできます。それらを除外して、「日本のお坊さん」にしかできないことといえば、結局、「日本伝統の仏教の儀礼・法要を行なうこと」と「日本仏教の教えを説くこと」だけではないでしょうか。至極あたりまえの答ですが、大事なのは、それを求めている人々のために、プロとして行なうことだと思います(宗学の押し付けではなく)。
 日本仏教批判がありますが、それは教義に対してというより、(一部の?)心ないお坊さんの態度や能力に対する不満のようです。法要がお坊さんの集金手段にしかみえないないのは、お坊さん自身が自派の教義や法要の効果を信じていないからではないでしょうか。
最近、お坊さんの新しい活動が紹介されますが、「お寺に人を集める」ことが目的になっているようです(いわばハコモノからの発想)。現代風なイベントの企画することが、お坊さん本来の仕事とは私には思えません。